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EB処理システム

高い付加価値を持つ新製品の開発や、生産ラィンの効率アップ、製品のグレードアッブにと、用途に無限の可能性を持つEB生産システム。私ども岩崎電気グルーブの実績と最新技術を駆使したこのシステムが、研究・実験から生産まで、皆様のあらゆるご要望にトータルに対応いたします。

一般的なEB装置

一般的なEB装置(電子線照射装置)はプラスチックフィルム、紙などの連続した素材(ウェブ)に照射するのに適したデザインになっています。真空チャンバー(電子線加速部)で発生したビームは大気側に取り出され、対象物である製品(ウェブ)に照射されます。ウェブは照射ゾーン内でEB照射されます。電子線照射は瞬時に効果を与えるため、ウェブの搬送速度を早くすることができ、効率の良い生産ができます。

EB応用による、さまざまな処理システム

ドラム冷却システム
ドラム冷却システム

大線量を必要とし、処理物の温度上昇が問題となる場合に、処理物(紙、フィルムなど)を冷却しながら、EB照射します。
処理物の変形、収縮などを防ぎます。


ドラム転写システム(水冷可能)
ドラム転写システム(水冷可能)

コーティングされたウェブをドラムに巻きつける方式。光沢のある高品質の硬化膜が得られます。例えば光沢紙の製造などに利用することができます。ドラムにエンボス加工を施した場合は、エンボスされた硬化膜が得られます。


蒸着フィルム転写システム
蒸着フィルム転写システム

フィルム(蒸着フィルム)に塗料または接着剤をコーティングし、紙とラミネートし、さらにEB硬化します。その後、フィルムと紙を別々に巻きとります。紙に美しい光沢をもった蒸着コートを施すことができます。


無溶剤フレキソ印刷システム
無溶剤フレキソ印刷システム

ウエット(未乾燥)の状態で無溶剤インキを重ね刷りし、最後にEBで乾燥(硬化)します。溶剤をまったく使用しない印刷方法です。


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